「わたしの女友達に捧ぐ。」 I Hate, I Love by Soesbe


これまでは殿方を敵に回すような文章を書いていましたが、
今回はわたしの女友達のリアルを。
これはきっと皆さんの身の周りでも起きてる「あるある」なのではないかと思う。本人に直接言ったって問題はないのですが、それで治るような子達ではないわけ。
当人たちがたまたまこの記事を見たとして、
思う節があるのならば適当に受け取ってくれればいいかなと。

私は、女友達には何度も救われてきました。感謝ばかり。
しかしね、男に振り回される子があまりに多いんです。
振り回されて狂ってるところをシェアしてくれているうちには超面白いのですが、彼女らって突如パタっと連絡がこなくなりそこから平気で何ヶ月も経つわけです。
そして彼と喧嘩があったり、別れたりした時のみ連絡が来るわけです。

頼りがないのは良い便り、困った時に連絡くれるなら問題ないじゃん?
その通り。
なんの問題もないです。時折会ってくださるしね。
しかし、最近はそこで問題がある。何度もドタキャンをされるんです。
言い訳は様々ですが結局のところ彼なんです。
いいんですよ、別に彼を優先していただいて。
でも許しすぎたのかな?前日ドタキャンは朝飯前、大遅刻は十八番。
まあ会ってくれてるだけよいでしょう。
でもさ、当日ドタキャンはないだろう…しかも数分前とかに。
流石に寂しいもんですが、怒りを持つのすらもはやバカバカしい。
そんなんで怒ってる方が暇人のようで恥ずかしいのです。
彼女らに良い影響を与えてくれる彼氏ならばI’m happy for them.だが、どうやらそうでもない。

まあドタキャンするような女になってるしね。

昔はそれでも女子たちを根気よく誘って、わたしとの時間を作ってもらい彼の話を聞いたりしましたがね。何年たっても毎度同じ話なんですわ。
愚痴の種類が違ければいくらでも話は聞くのだけれど、同じ問題でアーでもないコーでもない、正にくだらない話。
コーヒー500円も、無料の時間すらももったいないわ。

でも馬鹿だからさ、パターンがわかってきた今でも連絡がくればすぐに駆けつけるわけ。
久々にLINEが来た時点で「彼となんかあったんだろう」と当たり前に思いつつも、シラを切って会うんです。
でも会ってすぐに用件を聞いては下品でしょう。
なのでまずは私が前説ピエロするわけ。(まあ話を聞いて欲しいのもあるが)散々私の自虐ネタで笑ったりして30分後にお互い温まってから「で?どうしたの?」と聞くまでが私の仕事。
その後8割は彼氏の話ですよ、わたしの知らない。
そこまでたどり着けばいいのだが…Again,時にドタキャンですよ。
一人駅に残されるなんてこともしばしば。

流石にこんなのやってられんと思い、最近はLINEすら控えてます。
でもどちららかというと、余裕のなくなってきた自分へショックを覚えます。

このザマでもなぜ彼女らと会うのか。
友達を続けているのか。
それは私は彼女らを愛しているからです。彼氏方とは違った深い恋心と愛情、それに恩もあります。まじで。
綺麗事のように聞こえるかもしれませんが、私的には愛は貰うものではないと思っています。
Give and Give.

「彼からの確実な愛が欲しい」とか「〇〇してくれない」とか「愛してくれない」「浮気が許せない」なんて言う彼女らに私なりの答え?考え?を直接は言わずともいろんな方法で見せてきたつもりですが…平気でドタキャンする連中ですからね。
そこまでの真意はなかなか伝わらない。
しばらくは無理かも。
一生かもね。でもいいのです。
本当に彼女らが好きなので。

とはいえ、彼女たちに恋人ができたと報告を受ける時ほど、複雑な感情を抱く瞬間はないもんです。
目の前で応援してたからこそ心から嬉しい反面、それは同時に一定期間決別宣告同様なのである。
本人たちにその気はさらさらない。
小さなドタキャンが続き、「今度また、彼とご飯を食べに行こうね!」と言ったらば、数ヶ月は音信不通です。

一番怖いこと、それは彼氏に彼女らが人格を変えられてしまっている場合。
こちらにも実害が及んだりする場合には私から「おいおい大丈夫か?!」とお知らせする場合もあるが逆ギレを受けて終わり。
そりゃうるさいよな。
たまに目を覚まして帰ってくる子もいれば、帰ってきた時にはボロボロで、私にできることもない状態に変わり果てる子もいる。
申し訳ないが、私とはもう関わって欲しくなくて避けている子も中にはいます。

御免なさいね、これを読んでくださっている殿方の頭から「女ってやっぱり薄っぺらい関係…」と月並みな感想が聞こえてきます。
バカタレ。
そう言う話じゃあないんだよ。
「恋は盲目」それだけの話。
しかしそれがいかに身内を地味に長い間、傷つけているかと言う話です。
どうであれ、人を好きになるということにおいて、傷心は避けられないですね。

こうやって偉そうに語る私も流石に寂しくなって最後に出す悲鳴は本人たちへではなく、このコラムなんですね…言っとくがこれが彼女らと長年の関係を築いてきた私の思う最善策なんです。
悲しいでしょう。
自分で納得しないと人は理解できないことも彼女らの恋愛から非常によく学ばせてもらってます。

彼女らをみていて私に思うことがあるんです。

・自信は自分にしかつけられない
・自分を愛せていない人は誰も愛せない
・身の回りの愛を感じられていない人はいつまで経っても孤独

どれだけ容姿、友情、家族、金、仕事に恵まれている子でも、これを見つけられず自分で自分を苦しめる人って多いんです。
貪欲に光を求め続ける彼女らの闇深さが大好きで友達になっているからこそ、最後まで理解者として寄り添いたいなと覚悟を持ってるつもり。
ですが恋って良くも悪くも他人には介入できない異空間を作り出すんだなあ。
と、恐ろしい、羨ましい。

恋愛に限らず私が総じて大事だなと思うのは有難みを発見することです。
そうすれば、身の回りにはたくさんの愛と機会で溢れています。
どこからだって歩き出せます。
時間が経ち、それを俯瞰で見ればとんでも無い高さを這い上がっていたりします。
月並みな言葉ですが、私が痛感しているマインド。
これを見せてくれるリア充も独身もたくさんいます。

そんなマインド(武器)を手に入れた私にはもう何ヶ月もトキメキというものを忘れてしまいました。独身に免疫がついたのです。こんな風にはなりたく無いでしょう。
言っとくが、本人的には感情の波がなくて超快適なんです。
万歳!!
友情愛が強すぎた独身が、勝手に傷つき行き着く末路ということで(笑)

絶望的な内容で終わるようですが、御免あそばせ。

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