「I feel win.」I Hate, I Love by Soesbe


ずっと前から好きな人がいるんです。
その人もハーフ。コンプレックスがあって、シャイで、出会った頃からずっと変わらない人。
口数が増えるほど話はつまらないが、なんかウケるの。ずっと一緒に歩いてくれるの。一瞬もチクりと感じさせない、すっごくナイスな人。


その辺にある普通の喜びを感じさせてくれる人です。
これ、ハーフ同士で感じられるのがすごく妙で、癖になるんですよね。
日本在住のハーフってお互いの外国人マインドやコンプレックスの共感をする仲が多いもんなので。
この人といると、白米の美味しさに気がつく感じ(笑笑)ウザいがこれがぴったりの例え。


何故いま勝利を感じているのか?
今日、その人にあってきました。


恋人ができたんだって。ソーズビーを振ってからその人にできた2人目のお相手だが、まーたメンヘラなんだって。しょーもねー。
ゆうてもこの頃流行りの中途半端なメンヘラですよ。でも話を聞いてると、振り回されてすらいなくて、ただ尻に敷かれてるだけ。中途半端に悩まされてるらしい。
メンヘラと付き合ってるくせに、向き合い方になんの創意工夫もないもんで「つまらない」と思ったの。


想像してたよりも変わらない人なんだわ。

半年前までのソーズビーはまだ欲しがりで、その人に恋人がいようと「触れたい」とか、「振り向いて欲しい」とか結構強く思ってた。
(ああ今だってあるさ。)

でもよ!少し前までは相手に対して「なんでもするわ。」と真面目に思ってたが今は違う。「くれてたまるか!!」ってかんじ。
そうです。私は変わったんです。


でも好きよ。これからも。
気を使わなくていいし、リラックスもできる。
何より、すごく綺麗な顔をしてるんです。まあ今日も絶景だった。
たまに会ってボーっと眺めさせてもらえれば嬉しい。
海を見に行く感覚で。


我ながらに失礼な話だよ、本当。

すみませんが、果たして人が浮気をすることすら許さざることなのか?
と最近思うところです。



私的には、一途であろうと、自分の仕事や交友関係に束縛などをされる方がよっぽど嫌です。一途であろうと、無礼や失敬を食らうのはもっと嫌です。
何様なんだって話。



であればケアを何処かで感じられる楽しい人と過ごしている方が幸せです。浮気や不倫をされていようと、私が傷つかない最善の形で貫いて欲しいものです。知らぬが仏を作り出せ。


これは決して自分の浮気性を正当化したくて書いてるのではないです。
(本命すらいたことないし。)
正当化しているとすれば交遊費が一番出費にかかってるくせに、22にもなって独身である自分の社交性の低さです。


もっと難しい話をすると、
私には愛すべき友人や家族がたくさんいます。皆さんにもいるでしょう。
なのに「恋人」とかいう、たった1人のぽっと出の他人から確実な安心感(依存)などを求めて躁鬱を繰り返してるのって、愛すべきお世話様方に対して失礼な話だとも感じるんです。


もちろん年月関係ないです。古参といすぎるのだって問題。
私が言いたいのは、依存するな馬鹿野郎って話。


なにもアリアナ・グランデみたいに「thank you, next」とかいちいちしなくてもいいじゃない。美味しいもんは食べたいじゃん。劣化するのは当たり前だし、自然な証拠。(マズい人なら遠慮なく捨てていいと思うけど、つるむ前に見抜きたいですよね。)
ちょっとの価値観のズレで軽蔑したり、
関係を断つほどこちらも偉くないし。

関係性はどうであれ、「付かず離れず」。
これが一番じゃない?


今日は、自分史上最も恋した人に会えたが、自分が理想としていた距離感でその人を見られた。ついに口約束や体関係などつまらない契約がなくとも楽しめる恋模様に気がついたのだ!
微熱が冷めていないというこちらの気持ちはとっくに伝わってる。それに応えたあっちの答え(言動)だけで、私はヨロコビを感じられる方法を覚えたってわけ!


マイリーサイラスだって新曲で言ってるんです。


We were good, we were gold
あたしたちは黄金だったよね

Started to cry, but then remembered I
泣き出したんだけどさ、思いついたの、

I can buy myself flowers,
自分で自分に花を買えるし、

write my name in the sand,
砂浜に自分の名前を書けるし、

Talk to myself for hours,
何時間も自分とお喋りして

Say things you don't understand
あんたには理解できないことを語るの。

I can take myself dancing
自分をダンスに連れて行けるし、

And I can hold my own hand
手だって握ってあげられる。

Yeah, I can love me better than you can
私は あんたより自分を愛せるんだわ。

(”Flowers” by Miley Cyrus)

ブルーノマーズの
「When I was your man」のアンサーソングだとか。


こんなひねくれた片思いトーク、みなさんからすればどうでもいいだろうが、ラブコメばっかり見てお固くなっていた私には大進歩なわけです。


I Hate THEM, I Love THEM.
X, Soesbe

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