実家に帰るとテレビをみる。テレビをみると実家にいると実感する。
夜ご飯が終わり宿題を始めるまでの、なんとなくダラダラする時間。その時とまったく同じような番組が今も流れている。
同じテロップ、同じリアクション。
「同じものを生産し続けるのが"商品"だ」と経営学の授業で聞いた気がする。私の淹れたお茶は商品にならず綾鷹が商品になるのは、まったく同じものを作れる保証があるから。
テレビの中の芸能人やスタッフ達のプロな仕事に感嘆しながら、最近聞いたPodcastを思い出す。宇多丸さんの「シネマランキング2025」スペシャルPODCAST第3部にて吉野家ホールディングスの河村泰貴会長が言っていた。
"(吉野家の牛丼は)ミリ単位、ナノ単位の細かい改善をずっと続けている"
"常に改善を続けていないと"やっぱり美味しいね"とは言ってもらえない"
なるほど変わっていたのか。「変わらない味だな」その裏には変化があったのだ。牛丼のように美味しい変化がされていれば嬉しいのだが、ふと周りをみると不安になる。人を殺す武器を輸出して稼ぐ国になってるし、十分な説明なしに外国人の起業ハードルを大幅に上げている。
「日に日に世界が悪くなる」うん、気のせいじゃないと私も思うよと、紅白を見ながら独りごちた。
無根拠に煽るのも良くないので、世界をジッと見つめてみようと思う。
できるだけ同じところから、同じものを見続ける。
ニュースといえばのPodcast「荻上チキ・Session」を定点観測してみる。
何も世界が悪くなることなんて望んでいない。
できれば、良くなってんじゃんと思えますように。
(次ページに続く)
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